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セルボ

 

 

 

セルボ初代

 

 

1977年にフロンテクーペのあとを継いでから、セルボはスズキの軽スペシャルティで

在り続けようとした。フロンテクーペのように2シーターモデルになるまでの割り切りは

できなかったものの、フロンテ(アルト)とは異なるボディスタイルの提案、2ドアへのこだわり

など、途中カプチーノの登場を見ながらも独自の路線を保とうとしていた。

 

フロンテクーペからの改名直後のボディは全くフロンテクーペのイメージそのままで

ボディとエンジンが拡大し、ヘッドライトが丸形になったくらいの変化であった。後部の

傾斜もきつく、後席についてはおまけという位置づけのままの軽スペシャルティだった。

 

 


 

セルボ2代目

 

約5年の販売ののち、2代目セルボは登場。この型の特色としては同型ボディで2シーター

ピックアップのマイティボーイが追加されたことであった。マイティボーイの4シーター版の

役割だったのである。トラックというほど荷物も積めず、2人しか乗れないマイティボーイが

宣伝の影響もあり結構な人気を博し、セルボの影は薄れがちであった。しかし、面白いもので

人気のマイティボーイの実用度が低いことがセルボの(一応4人乗り)の実用度を高く見せ、

家族持ちはこちらを購入したのである。フロンテから実用度を取り去ったものと思われていた

セルボが、この代では実用車扱いとなる珍現象であった。とはいえ、依然後部の傾斜は

クーペ状で、後席乗車は厳しかったに違いない。前席後部のピラーを太く残したところは

前型との大きな相違で、これがあったからのちにマイティボーイが生まれたのか、あるいは

マイティボーイの開発が意図された上で、先行のセルボにこの意匠を施したのか興味深い。

 

 


 

セルボ3代目

 

3代目への変更は約6年後。1988年であった。顔つきこそアルトであるが、車体後部は

大きく変更され、クーペ型から一転、スポーツワゴン風になった。今度は最後部のピラーを

図太く存在感のあるものとし、キャラクターマークを入れるなどの強調ぶりであった。

街なかで見てもなかなかインパクトのあるデザインで、力強さを感じさせるものもあった。

往年のチェリークーペの雰囲気を感じさせる処理である。後部乗員の頭上は確保された。

グラスルーフの採用もあり、より一層スペシャルな雰囲気が強調されたものであった。

 

 


 

セルボ4代目

 

 

1990年の変更を境に、セルボのボディは全くつまらないものとなってしまった。

フロンテの2ドア版であったアルトが4〜5ドア化し、フロンテが引退したことによって

セルボは今までのアルトの位置に置かれてしまった。しかもアルトに「ワークス」という

本来ならセルボの位置に相当する特別モデルが設定されたことによりセルボの存在は

曖昧になる。形は特筆することもない味気ない2ドアボディ、1996年頃にはレトロブームを

当て込んだ顔つきのものを販売したものの既に存在価値はなく、1998年には気付かれることもなく消えたのである。

最後には4ドア車さえ併売するという情けないおばさんグルマになってしまっていた。

 

 


 

 

消滅から8年。

スズキは再びセルボの名を冠する車を世に出した。改めて今この名を持ち出すからには、

と期待させたが車の姿を見て幻滅。典型的流行スタイルの4ドア車。印象は「チビヴィッツ」。

もう少し、セルボならではの特徴を出すことは考えられなかったか?収益をさほど期待せず

コペンを生産し続けているダイハツに比べ、カプチーノを退かせたあとのスズキの弱腰は

目に余る。販売台数の安定化ばかりを目指している現状は決して誉められたものではない。

 

 

スズキがチビヴィッツを出す理由がどこにある?

 

新セルボはスペシャルティでは無かった。

 

 

 

 

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