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ディアマンテ

 

 

 

三菱の象徴である「ダイアモンド=ディアマンテ」の名からもわかるように、出した三菱側から

               見ても期待の大きい一台であった。

 

 

 

1990年。時代は好景気。その上世紀末思想の盛り上がりもあり、人々の意識が総じて

ハイ・テンションであった。そこに投じられた「庶民の手の届く高級車」。それがこの車であった。

税制改正によって3ナンバー車が身近なものとなり、購買意欲が最高潮に達しているところへ

グッドタイミングの投入であった。3ナンバー専用ボディに快適装備満載でもクラウンよりずっと安い。

 

売れないはずがなく、生産は注文に追いつかないほどであった。三菱の車がこのような勢いで

売れてゆくことは珍しく、当事者の三菱が最も驚いたであろう。しかしデザインには批判もあった。

 

BMW

 

ギャラン 1987

 

「BMWのコピー」−−−ディアマンテに投げつけられる決まり文句である。確かに当時の

BMWのシルエットを頂いたのでは?と疑われる風貌ではある。憧れのBMWは買えないが

そのかわりに...という人も多かったかも知れない。しかしその顔つきはニセBMWと言うよりは

ギャランの正統的血筋を引く逆スラントを描く、ひき締まった良い表情である。むしろ豚鼻付きの

BMWなどよりは美男子とさえ言えるものであろう。

 

 

兄弟車シグマ

 

実はディアマンテには、日陰の兄弟が存在していた。かつてはその名を鳴らしたシグマ。

ハードトップボディのディアマンテに対してより使いやすい正統派セダンとしての登場であったが

ディアマンテの勢いがありすぎ、手垢のついた感じの「シグマ」の名は却って敬遠されたのであった。

 

 


 

 

5年後、モデルチェンジをしたディアマンテには勢いはなかった。相変わらず手の届きやすい

高級車として、車そのものは熟成し良くなってはいたはずであるが、世の中が変わったのである。

バブル経済といわれた高揚した世の中の雰囲気が収まってしまうと、割安とはいえ三菱の「高級車」

に乗ろうとする人は極端に減ってしまった。初代が充分すぎるほど、その役を果たしたがために

2代目の仕事は残されていなかったのである。

 

  

ディアマンテ  1990−2005 2代限り

 

 

 

 

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