環境のため減税見送り?

 

暫定のガソリン割増税が30年超という長期にわたって徴収し続けられ、国家に莫大な収入増を

もたらし続けているわけだが、やっと今回、期限を迎えることになった。しかし、さらに10年もの長期

税率を維持し続けると与党が言い出し、実に40年以上に及ぶ「暫定」税率がガソリンに課されようと

している。更にその税額には消費税が添加され、税に税が掛かっての二重負担の状態も維持という。

 

その理由として、地方の道路整備のために必要でありガソリン価格を下げると浪費につながり環境破壊が

進む、などというものが挙げられた。・・・・・環境のため高額税維持?・・・・・このような理由が公党の議員

から発せられるものかと耳を疑うが、それならば林野を切り開いての道路開発やそれに伴う交通量増加は

環境に影響が無いというのか?−−−理由にならない理由を付けるところが大変怪しく、税率維持が公表

できない後ろ暗い理由によるものであることが推測される。案の定、道路財源として集めた税の中から職員

宿舎の建設、役員の公用(私用?)車の購入などがおこなわれていることがわかった。これでは税率維持に

賛成することは出来ない。しかも、ガソリン税の多くを負担している地方在住者は、車無しでは職場への通勤も

ままならない環境に住んでおり、加えて平均所得は低く、寒冷地ではその上灯油等の暖房費の支出が多い。

 どこへでも安い運賃の電車で行け、平均所得の高い首都圏で考えることに無条件に従うわけには行かないのである。

 

 「環境」を錦の御旗に掲げるような国民だましの理由付けはいい加減にしていただきたいものである。

 

 

 

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