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「日本企業」か?

 

 

 

 

NHKの番組でトヨタ自動車の生産ピラミッドの様子が放映されていたが

何十年とトヨタの下請けとして協力してきた会社がいくつも、仕事を干され

廃業する様子が印象的だった。トヨタは「生き残り」を標榜して長年世話になった

下請けを見殺しにしていくのだが、果たしてこのツケはあとでどうなるか考えさせられた。

 

 

コストダウンを理由に海外に生産拠点を移し、現地の人間の人件費、部品の現地調達で

安く上げた車を日本で売ろう、という戦略だが、いくら国産メーカーの名前が付いているとはいえ、

このようなものを国産車といえるのであろうか。国の補助金で支え、各種優遇減税までして

大きくした大手自動車メーカーは、今や日本人を雇わないのである。日本は単なる市場であって

長年蓄積した国内の技術は国内で生かされることは無くなっていく。どこの国のための「日本企業」

なのか。このようなものを日本国民から集めた税金で今後も支えていく必要があるのか疑問だらけだ。

 

 

現在の日産マーチもそうだが、こうしたエセ国産車は高額関税の対象にしてかまわないと思う。

日本人の労働力が関係していないわけであるから外国車だ。扱いは本当に国内で生産している

車と違ってしかるべきだと思う。「法人税をさらに下げなければ国外に拠点を移すぞ」と脅してくる

企業には「どうぞ移してください。外国企業として扱います。」と応じればいいのだ。国民の生活向上に

貢献していないのだから当然のことである。3割高になったタイ製マーチがどれだけ売れるか見ればいい。

 

 

優秀な技術を持った数多くの子会社を、海外との人件費の比較で見殺しにし、失ったことは

後々大きく祟ることになると思う。今は安いアジアの周辺国の人件費がやがて上がり、国内回帰の

気運が出てきても、戻った国内には技術者がいなくなってしまっているだろう。献身的だった子会社も

一度捨てられた経験は忘れまい。そのときに従来通りの関係に戻れる保障はない。

 

 

 

番組を通して思ったのは、現在の経営陣はコスト削減と人的調整の話しかしないということだった。

車が好きで、このような車を作りたい、作ってみましたという創造的な話は全くない。どこでどれだけ安く

生産するかだけが目的。我々がわくわくするような車の生まれようはずもない。旧車人気が続くはずである。

 

 

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