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ローレルスピリット

 

 

 

日産は1982年、大変なことを仕出かした。高い金銭を払って自社の車を買ってくれる人を公然と小馬鹿にしたのである。

 

 

 

ローレルスピリット....ローレルでも何でもないその車の名には、それでも確かにローレルの文字があった。

しかし、これは誰の目にもサニーであった。しかし、日産は堂々と自社上級車のパロディ版を売り出したのである。

 

このころのサニーはカローラに比べても明らかに質感は劣っていた。ドアを閉めると「ペン!」と軽自動車並みの

軽い音がするのである。そんな車にこの顔が....。確かにローレルの物まねを志した様子はある。しかし...。

 

本物ローレル

 

この車に乗っている人には「ローレルを買いたかったんだけど買えなかった人」というレッテルが貼られる。

スカイラインが買えずにラングレーに乗っていた人と同様である。だが、ローレルの名を冠しているだけにその

度合いはラングレーより強烈で、これを買った人には「見栄を張りたいけどカネの無いオヤジ」のイメージが

もれなく日産から進呈された。スピリット=精神、気持ちだけでもローレルをという意味か?これだけあからさまに

メーカーに小馬鹿にされながらも買う人は居るのであった。それはまさに「見栄を張りたいけどカネの無いオヤジ」

であり、やはり馬鹿にされても仕方ない、というか日産はそういう客層を新たに掘り起こしたと言えるのかも知れない。

 

 

 

「見栄を張りたいけどカネの無いオヤジ」はまだ居ると思った日産は、4年後に再びローレルスピリットを出す。

モデルチェンジしたサニーを使ってまた同じことをしたのである。小学生に黒縁眼鏡をかけさせ「大学生みたい」

と、おだてるのに等しい商売の仕方であるが、買う方も買う方なので同情もできない。「ローレルが欲しければ無理

してでも本物を買え!そうじゃなければサニーに乗れ」と言いたくなるところだが、そんな干渉は無意味であろう。

 

客として金を出して、小馬鹿にされながら喜んでいる。それでよいのだ。その人にとっては。

 

日産には、どうせならマーチかモコでも使って「プレジデントスピリット」を作るところまでやって欲しい。

そこまでやってくれれば「馬鹿にしたのではなく、冗談だった」ということが誰からもわかってもらえるはずである。

 

 

 

 

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