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偽善車

 

 

以前は、車の性能をアピールするために排気管(マフラー)を強調するということがよく行われていた。

パワーのあるスポーツ車ではダブルマフラーが見られることもあった。

 

 

エンジン内で燃焼するガスが多いほどパワーが出るはずだから、排気が多いということを強調することが

車のパワフルさを演出できるというわけである。

 

 

 

自動車から排気が出るのは内燃機関を使っている以上当然のことだが、その排気は交通事故同様、

自動車の抱える大問題でもある。近年、電気自動車、ハイブリッド車など排気を抑えた車が話題になっているが

以前自動車のほとんどが排気ガスを出しながら走ることには変わりがない。中国の所得が急上昇し、一般国民が

購入する自動車台数も大きく増加中だとも聞く。欧米、日本各社がここぞとばかりにこの大市場に売り込み攻勢を

かけ始めてもいるようだ。憶測ではあるが、規制の緩い国で販売している車にはおそらく排気ガス処理にコストは

かけられておらず、より汚い排気となっていることだろう。

基本的に自動車生産は商売であるから、儲けるためなら相手国の環境などは二の次である。規制が厳しくなって

から対応すればいい、という流れになるのは目に見えている。目の前の大市場を放棄して、みすみすビジネス

チャンスを逃してまで世界環境に配慮する、などというメーカーはない。

 

 

        

 

 

排気管が必要以上に強調された車は下品に見え、乗っている人の品性さえ疑わしくなる。

しかし、その反対ならば上品かというと決してそうも言えないのが難しいところである。

 

 

ここ最近の車には、一見排気管が無いがごときのデザインがなされていることがある。

後ろから見えない位置にマフラーが取り付けられているのである。これは昔と反対に

マフラーを隠すことによって「環境に配慮している」というアピールをしているのであろう。

けれども、実際は排気管が見えないだけであって排気ガスは出続けているのである。

 

トヨタ パッソの後部処理

 

電気自動車でもない車にこの種のデザインを施すのは、一種不誠実な印象を受ける。

「私はおならもウンチもしませんよ。」と真顔でシラを切られているような気がするのである。

特にトヨタは日本ではトータル最大量のガスを排出させて成り立っている会社である。

プリウスで排気に配慮しているという姿勢は見せてはいるものの、実数からすれば効果は

全く微細であり、免罪符には成り得ていない。メーカーのイメージ造りのための排ガス対策の

域を出ていないのである。そんな中で尻隠しのような手法で更に姑息なイメージ造りをするのは、

デザインの悪用と思えてしまうのである。

 

フィットアリア マフラーは隠さない

 

トヨタの他のメーカーでもマフラー隠しは進んでいるのだが、全部がそちらになびく訳ではない。

トヨタの看板車カローラを打倒したこともあるフィットは意外なことに排気管を隠してはいない。

こちらのほうがむしろ自然であり、正直なデザインで好感が持てる。

 

 

 

 

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