何のことだろうと思われる方も多いだろうが、これらの車を見ると
小学校のときに受けた眼科検診を思い浮かべてしまうというだけのことである。
視力検査と違い、眼科検診は子供のまぶたをめくり上げて1人数秒で終わる。
子供の中には教室に帰ってから自分でまぶたをめくってまぶた裏を
露出させたままにして受けを狙うやつが必ずいた。そんなやつらを
思い出させるヘッドライトのデザイン例がいくつかある。
ホンダストリームは正にまぶたベローンである。まぶたの裏に
雑菌がついて結膜炎になりそうだ。だいじょうぶか!
BMWにもまぶた裏露出組がいる。いい家の生まれなのに
ちょっとやってみたくなってしまったようだ。
オレンジ色のウィンカーは処理の厄介な部位だ。昭和40年代に
前部のウィンカーが白色からオレンジ色(アンバーと言っていたこともある)に
切り替わったときは、総じて顔つきが安っぽく見えたものだ。
オレンジ色は視認性はよいものの高級感を損なう色だ。
近年はそのように見られることを嫌って、ウィンカーにクリアカバー
をかけている例が多い。点灯時以外はオレンジ色に見せないようにしている。
しかし、デザイナーの中にはアクセントとして使いたい人もいるようで
たまにオレンジ色のまま顔面に配置していることもあるが成功例は
そう多くないように思う。まぶた裏露出型も流行らなかったようだ。
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