ホイールだけで走っている車を見た。・・・と思ったのだが、よく見るとホイールの縁に
申し訳程度のゴムがへばりついていた。極薄タイヤらしい。ドライバーは誇らしそうに
運転しているのだが、自転車かリヤカーのようなホイールで走る車は見ていて痛々しい。
実際にはそうではないのだが、走るとゴリゴリ音がしそうなのである。実車の大きさの
ミニカーみたいな安っぽさがある。とにかくホイールとタイヤの厚みのバランスが崩れた姿が
美しさやかっこよさを全く感じさせない。オーナーの意図するところはスポーティなハンドリング
なのかも知れないが、それにしても醜い姿を与えられた車がカワイソウという印象だ。
これはホントのミニカー
実車
この馬車のようなホイール、タイヤが結構高いらしい。素人考えではSUVのタイヤのように
ゴムの量が多い方が高そうに思えるのだが、逆にタイヤは厚みが少なくなるほど飛躍的に
値段が上がるようであった。少ない断面で強度を確保する加工にコストが掛かるのであろうか。
この馬鹿馬鹿しく見えるドレスアップ?が変な流行りで終わるのか、または車体の
ずんぐりむっくり化やサイドウィンドウの狭小化のように今後のデザインの主流に
なってくるのか今の段階では不明であるが、場合によっては数百万円という大金を
かけてまでも積極的に醜さを取り入れようとする感覚が全く理解できない。
TOYOTA NISSAN MITSUBISHI MAZDA HONDA DAIHATSU SUBARU SUZUKI ISUZU 他